かつての最高峰モデル、YAMAHA製ソプラノサックスYSS-61

トレードマニアでは、管楽器や打楽器、民族楽器など楽器全般を幅広くお買取りさせて頂いているのですが、今回はYAMAHAのソプラノサックスをお買取りさせて頂きました!

 

サックスを代表する大手楽器メーカーといえばやはり、YAMAHA(ヤマハ)、YANAGISAWA(ヤナギサワ)、HENRI SELMER PARIS(ヘンリー・セルマー・パリス)ですよね!

私自身、中学・高校の6年間サックスをやっていましたが、相棒はYAMAHAのアルトサックスでした!

YAMAHA(ヤマハ) ソプラノサックス YSS-61

今回お買取りさせて頂いたソプラノサックスは、1987年以前にYAMAHA製のソプラノサックスとして最高峰モデルに君臨していたYSS-61になります。

1987年以降は、YSS-62の登場により最高峰モデルの座を譲らざるを得なくなりましたが、現代ではジャパニーズヴィンテージとして、海外のジャズ奏者から多くの注目を集めています!

 

ではなぜ、かつては最高峰モデルであったものの、機能性や技術において現在の楽器に劣っているYSS-61が現在でも人気を集めているのでしょうか…?

 

その秘密に隠された答えは音色にあります!

私の見解ですが、YSS-61の音色には、ハリがありいい意味で温かさがありません。

きれのある、冷たさのようなものも感じられる音色がドストレートに、心に響いてく…そんな音色をしています!

一般的なサックスの音色といえば、サウンド全体のハーモニーを包み込む為、あたたか且つ重厚な音色が吹奏楽やオーケストラでは好まれます。

それとは対照的なYSS-61の音色が、オーケストラや吹奏楽の壁を乗り越え、現代のジャズ奏者から愛されるようになったのだと私は考えます。

 

以前の所有者様はこのYSS-61でいったいどんな音楽に触れ、どんな演奏をしてきたのでしょうか…とても気になります!

楽器の状態は、多少の傷汚れがあり状態良好とは言えませんでしたが、そこがこの楽器と以前の所有者様とが、多くのステージを踏み経験を積んできたということが感じられ、どこかほっこりした気持ちになりました。

 

当店では、サックスなどの木管楽器だけでなくトランペットなどの金管楽器や打楽器、民族楽器、伝統楽器など幅広くお買取りしております!

出番が少なくなってしまった大切な楽器を眠らせることなく、以前の所有者様から、新しい所有者様へ繋ぐ…その想いで皆様の楽器を日々お買取りさせて頂いております。

楽器を持ち込みでお売りいただく際などは、ぜひ皆様の相棒との大切なエピソードをお聞かせください♪

この記事を監修した人

株式会社トレードランド 編集部

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