サックス初心者用の練習曲をお探しですか?
サックスの演奏を見聞きして、サックスの音色に魅了された方はとても多いのではないでしょうか。その時、音色だけでなく演奏しているサクソフォーン奏者の姿にも魅了されたことでしょう。
今回は、見たり聴いたりするだけでは飽き足らなくなって、自分でもサックスを始めようと思っている初心者の方に向けて、初心者用の練習曲をいくつか紹介したいと思います。
サックスは、現在、様々なジャンルで演奏されているポピュラーな楽器として広く知られています。サックスの歴史は、ヴァイオリンやピアノ、フルートなどに比べると比較的新しく、1840年代、アドルフ・サックスという管楽器技術者によって、ベルギーで開発されました。
サックスが他の楽器と大きく違うのは、サックスが開発された時代には、既に様々な管楽器が製作されていたことです。既存の楽器の構造から、さらに吹きやすく、音色の良いものを求めて開発と改良が重ねられ、現在の楽器構造に至りました。
それでは、サックス初心者用の練習曲を紹介していきますが、サックスを始める前に知っておくべきこともあわせて後述していきたいと思います。
この記事では、サックス初心者用の練習曲を徹底紹介しています。
サックス初心者用の練習曲を探している方、これからサックスの練習を始めようと思っている方は是非、参考にしてみてください。
この記事では、サックス初心者用の練習曲を詳しく解説しています。サックス初心者に適した練習曲を紹介していますので是非、参考にしてみてください。
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この記事は次のような人におすすめです!
サックスは、管体が真鍮などの金属で作られているため、見た目はトランペットやトロンボーンなどの金管楽器の仲間のようですが、構造上はクラリネットなどの木管楽器と同じです。管体に息を吹き込み、葦から作られるリードを振動させて、音を鳴らします。金管楽器のダイナミックレンジの幅広さと、木管楽器ならではの細やかな表現を併せ持つ、世界でも類を見ないほど幅広い表現が可能な管楽器です。
サックスは音域によって様々な種類があります。主にソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4種類ですが、高い音域から順に、ピッコロ、ソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナー、バリトン、バス、コントラバスなどがあります。中でも初心者の方におすすめのものは、最も一般的なアルトサックスになります。
サックスを始めるにあたって、どのようなサックスを手にすればいいのかわからない方も多いと思います。例えば、具体的にどのような曲を演奏したいのかがわからない場合、定番のアルトサックスやテナーサックスを選ぶのがいいでしょう。特にアルトサックスは、大きさや息の量のコントロールのしやすさから、最初に手にするサクソフォンとして推奨されています。材質にもさまざまなものがありますが、初心者の方には一般的な真鍮製のものがおすすめです。
しかし、やはりサックス初心者の方は、実際に楽器店で手にとってみて、自分にしっくりくるものを選ぶことをおすすめします。
サックスのマウスピースは大きく分けてジャズ用とクラシック用の二種類があります。
暗めの音色、明るい音色、艶のある音色など、マウスピースの違いによって表現できる音が変わってくるほど、さまざまな種類があります。
ジャズサックスの初心者におすすめのマウスピースは、ラバー製のメイヤーの5MMやバンドレンのV16 A5、などの定番アイテムです。また、クラシックサックスの初心者になると最初はセルマーのS80 CやバンドレンのV5 A17、などが始めやすいのでおすすめです。
ここからは、サックス初心者用の練習曲を紹介していきます。単に吹きやすい曲というのではなく、練習していくなかで高揚感を覚えるようなジャズやクラシックの名曲や定番曲に絞ってみましたので、よろしければ参考にしてみてください。
「枯葉」はもともとはシャンソンの楽曲ですが、戦後にジャズでいち早くカバーされ、その後数多くのミュージシャンによってカバーされた定番曲です。
※動画は、Autumn Leaves – John Coltrane
「聖者の行進」はゴスペルより歴史の古い黒人霊歌の一つで、20世紀初頭にニューオリンズで発達したディキシーランド・ジャズのナンバーでもあります。ルイ・アームストロングとダニー・ケイの歌が有名ですが、サックスなどのアレンジでも定番となっています。
※動画は、When The Saints Go Marching In – Jimmy Smith With Stanley Turrentine
「Take Five」はサックス奏者のポール・デスモンドが作曲し、デイヴ・ブルーベック・カルテットの1959年のアルバム『タイム・アウト(英語版)』に収録された曲です。5拍子のカウントの取り方など、難しく感じるかもしれませんが、まずは有名なフレーズAメロ、Bメロを吹けるように目指してみるのはいかがでしょうか。
※動画は、Take Five – Dave Brubeck
J.S.バッハが作曲した「無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007」の前奏曲は、サックスでも演奏できます。この前奏曲は、単音で構成されて、簡単なフレーズから始まります。徐々に難易度が上がっていく曲ですが、初心者でも楽しめる作品になっています。
※動画は、Cello Suite No.1 Prelude for Tenor Saxophone
「アルトサクソフォン・ソナタ」は、1939年にアメリカの作曲家・ポール・クレストンによって作曲された、アルトサクソフォンとピアノのための作品です。全体的にアルトサクソフォンの音域を活かした作品になっています。
※動画は、Paul Creston – Sonata for Alto Saxophone and Piano, Op. 19
「アルト・サクソフォーンと弦楽オーケストラのための協奏曲」は、ロシアの作曲家アレクサンドル・グラズノフによるアルト・サクソフォーンと弦楽オーケストラのための協奏曲です。サックス奏者の間では知らない人はいないくらいの定番曲で、古典派・ロマン派の作品に恵まれないサクソフォーンにとって貴重なレパートリーでもあります。
※動画は、Alexander Glazunov – Concerto for Saxophone, Op. 109
レスター・ヤング、チャーリー・パーカー、ソニー・ロリンズ、デクスター・ゴードン、ジョン・コルトレーン、ウェイン・ショーター、アート・ペッパー、リー・コニッツ、エリック・ドルフィー・オーネット・コールマン、アルバート・アイラー、ジョン・ゾーンなど、ジャズ史において優れたサクソフォン奏者を挙げれば枚挙にいとまがありません。
また、ジャズのジャンルによってサクソフォン奏者の特長も大きく変わってきます。スウィング、ビバップ・モダン、フリー、モード、ジャズファンクなど、それぞれのジャンルで魅力を放つサクソフォン奏者たちがいます。かれらの残した名曲を改めて聴くと、サクソフォンの音色一つをとってみてもに実に様々な表情があることに気づかされます。数多いるジャズサクソフォン奏者の存在を知り、その中かからお気に入りのサクソフォン奏者を導き手にして、サックスの練習をするのも一つの手かもしれません。
ここまで、サックスの初心者のための練習曲を中心に紹介してきました。あらためてサックスに関する知識をふりかえってみると、聴くだけではなく実際に手にとってサックスの魅力に触れてみたくなります。
簡単な曲から始めるのも一つの方法ですが、たまには少し背伸びをして、自分の好きな曲を選んで練習してみるのも、長く続けるためには必要ではないでしょうか。
今回紹介した初心者用のサックスの曲は、決して難しいものではありません。当然ながら、練習を続ければ素晴らしい名曲が吹けるようになります。この記事が少しでもサックスの練習をする初心者の方のお役に立てればと思います。
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